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常磐道 4車線化早期に
福島・双葉郡の首長ら 赤羽国交相に要望
常磐自動車道の4車線化について要望を受ける赤羽国交相(中央)=3日 国交省
東京電力福島第1原発を抱える福島県双葉郡の8町村でつくる双葉地方町村会(会長=伊沢史朗・双葉町長)と同町村議会議長会(会長=渡辺一夫・川内村議会議長)は3日、国土交通省で赤羽一嘉国交相(公明党)に対し、常磐自動車道の4車線化の早期実現を要望した。公明党福島県本部の若松謙維代表(参院議員)が同席した。
常磐自動車道は東日本大震災の復興事業などで交通量が増加している。伊沢会長らは、「インフラ整備や住民帰還の加速など双葉地方の復興再生の基盤となるものであり、欠かせない」として、4車線化の早期着工と供用開始を訴えた。
これに対し、赤羽国交相は「重要性はよく承知している。しっかり取り組む」と応じた。
また、原発事故の避難者を対象にした高速道路料金の無料化延長についても意見を交わした。