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水俣病69年、慰霊式で追悼
吉田氏ら公明議員が参列
水俣病の公式確認から69年を迎えた1日、熊本県水俣市で水俣病犠牲者慰霊式が開かれ、患者や遺族、政府関係者ら約660人が出席した。これには公明党の吉田宣弘衆院議員、城下広作、前田憲秀、本田雄三の各県議、牧下恭之市議が参列し、「水俣病慰霊の碑」の前で献花を行い、犠牲者を悼んだ。
今回で32回目となる慰霊式では、参列者による黙とうや献花が行われ、患者・遺族を代表し、祖父母と両親が認定患者の杉本実さん(58)が「祈りの言葉」を朗読した。
式典後、吉田氏は「二度とこのような悲劇を繰り返さないよう、国内外に水俣病の教訓を伝えていきたい」と語った。