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2019年10月2日

コラム「北斗七星」

熱戦が続くラグビーワールドカップ日本大会。各チームのユニフォームに目を凝らすと、折り襟はすでに少数派だが、襟を残したデザインも少なからず見受けられる◆もともと、ラグビージャージには襟が付いているものだった。それは試合後に開かれる「アフターマッチ・ファンクション」と呼ばれる交歓会に、両チームの選手がネクタイを締めて出席できるようにした名残りだと言われている◆こんな話になったのも、10月になって、久しぶりにネクタイを着けたからだが、最近、通年でノーネクタイやカジュアル化を認める企業が増えていると聞く。お堅いイメージの大手銀行もそうだという。自由で働きやすい職場の雰囲気をアピールして人材確保につなげたいようだ◆「働くことに対する価値観を劇的に転換しなければならない」。人口減少対策総合研究所の河合雅司理事長は近著『未来の地図帳』で訴える。働く世代が激減する中、過去の成功モデルにしがみつき、これまで通りの仕事量、働き方を続ければ、イノベーションも新たな文化も生み出されず、日本は確実に衰退の道を歩む、とも◆人口減少社会で豊かさを維持するには「戦略的に縮む成長戦略」が必要との主張には説得力がある。押さえておきたい一冊だ。さて、古くなったネクタイを新調してみるか。(中)

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