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2025年4月18日

コラム「北斗七星」

冒頭から質問を一つ。「お」の付く野菜を挙げよ。意外に難しい。直木賞作家の阿刀田高さんは40歳を過ぎてから「これがあったか!」と思ったそうだ◆それが街角での「オクラ」との出合いだった。“言葉遊び”をする家庭で育った影響として、かつて公明議員との対談で紹介してくれた逸話である。同時に遊びを通じて言葉への興味をかき立てられたことが本好きになった理由の一つと語っていた◆16日には党女性委員会が、子どもたちに本の楽しさを知ってもらう「子ども読書の日」(23日)をアピールする街頭演説会を行った。この機会に公明党の長年の取り組みも広く伝えていきたい◆2001年施行の「子ども読書活動推進法」など法整備に加え「三つの運動」を強力に推進してきた。「ブックスタート」として0歳児健診などで絵本をプレゼントされ、党員グループによる「読み聞かせ」で本に親しみ、学校で「朝の10分間読書」に挑戦した最初の世代が、次々と社会に巣立っている◆子どもたちの読書量が増加傾向にある一方、最近は大人の側の読書離れを危惧する声も聞かれる。「親の背を見て子は育つ」とはよく言うが、読書においては「子の背を見て親も読む」があっていい。(花)

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