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備蓄米、フードバンクに
神戸市で高橋(み)氏
中島理事長(左)らから喜びの声を聴く高橋(み)氏(右)=14日 神戸市東灘区
公明党の高橋みつお参院議員(参院選予定候補=兵庫選挙区)は14日、神戸市東灘区を拠点に活動する認定NPO法人「フードバンク関西」(中島真紀理事長)を訪れ、公明党の提案で、子ども食堂などに対する政府備蓄米の無償交付対象に、食育活動を支援するフードバンクが加えられたことへの喜びの声を聴いた。
高橋氏は、昨今の物価高でコメを含む食材の寄付がフードバンクに集まりづらくなっている中、「子育て世帯は春休みに出費がかさむ。何としてもお米を届けたい」との中島理事長らの声をキャッチ。政府備蓄米を活用したフードバンクへの支援が政府の総合経済対策に盛り込まれたことを踏まえ、高橋氏は昨年12月の国会質疑で「必要としているところに速やかに行き渡るようにすべき」と訴え、一日も早い交付を求めていた。
懇談で中島理事長らは、備蓄米の交付を受けて先日、兵庫県内414世帯にコメを含めた食料品を届けることができたと報告。「『お米はすごく助かりました』など子育て家庭の喜びの声が寄せられた。備蓄米の提供は本当にありがたい」と笑顔で語った。
高橋氏は「現場の声を捉え、今後も後押ししていく」と話した。