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ダッシュ‼ 都議選予定候補を追って(8)かまた悦子 現
板橋区=定数5
現場の悩みを政策に転換
「人のために寄り添う」。持ち前の明るさで、相手の懐に入り話を聴く、かまた悦子氏
小学校の教諭や副校長を務めるなど、25年間の教育現場で鍛えた“聴く力”や粘り強さは抜群だ。「地域住民の輪に溶け込むのが早く、話をじっくり聴いてくれる」と周囲の信頼も厚い。
2021年の都議選初当選後は、子ども・若者支援などに力を発揮。フリースクール利用料の助成や、建設・IT・ものづくり分野の都内中小企業に学生が就職した際の奨学金返還支援の仕組み創設に尽力した。
また、荒川河川敷で練習する少年野球チームがトイレに困っていると聴き、平時は公園などで、災害時には避難所で使える「フェーズフリー」のトイレ確保を都に要請。今年度予算で、災害に備えてトイレトレーラーなどを購入する区市町村への補助が創設された。
地元・板橋をくまなく回り、豪雨への対応や無電柱化などの防災対策、東武東上線のホームドア早期整備を推進。誰もが安心して暮らせるよう全力を挙げる。