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2019年9月27日

教育交流で新時代開く

山口代表がトルコのアンカラ大学で講演 
友好の歴史 さらに発展 
経済、防災でも連携強化

国立アンカラ大学で講演する山口代表=25日 アンカラ(撮影・羽場正文)

【アンカラ25日=羽場正文】トルコを訪問中の公明党の山口那津男代表は25日午前10時(日本時間午後4時)、首都アンカラの国立アンカラ大学で講演し、公明党の立党精神や日本国内外で担う重要な役割を紹介し「日トルコ友好の歴史を受け継ぎながら、さらなる関係の発展に全力で取り組む」と力説した。党トルコ訪問団の山本香苗参院副会長(参院議員)、佐藤英道衆院議員が出席した。

ケマル・アタチュルク初代大統領によって創設され、トルコで最も伝統のある国立総合大学の会場では、集まった日本語・日本文学科の学生や教職員らが聴講した。

山口代表は、和歌山県串本町沖で遭難したトルコ人を日本人が献身的に救助した1890年のエルトゥールル号事件に始まる友好の歴史をたどりながら、現在の両国関係は「歴史的友好国から政治、経済、安全保障など幅広い分野における戦略的パートナーという次元に進んでいる」との認識を表明。その上で「新しい時代の日トルコ関係は、長い友好の歴史を礎としながらも、より一層強固なものとしていかねばならない」と訴え、(1)人的交流(2)経済(3)安全保障――の三つの新たな協力を提言した。

人的交流に関して山口代表は、両国の友好の絆をさらに強化していくために、教育などの交流を一層、推進していくことが重要だと指摘。日本へのトルコ人留学生の受け入れ拡大をめざすとともに、「卒業後も引き続き日本で活躍してもらえるよう環境整備に努めていく」と強調した。

さらに、両国をつなぐ直行便が来年から増便されることを報告し、双方向の交流拡大をめざすと述べた。

経済関係の強化では、両政府間で交渉中の日トルコ経済連携協定(EPA)の早期締結を後押しすると表明。昨年12月に両政府間で署名された包括的な「防災協力に関する覚書」に触れ、「両国間の定期的な防災対話を続けるとともに、一つ一つ協力を具体化していきたい」と語った。

安全保障分野では、国際社会の平和と安定のために、両国が一層緊密に連携する重要性を訴えた。

山口代表の講演を真剣に聴く同大学の教職員ら=25日 アンカラ(撮影・羽場正文)

山口代表の講演について日本の創価大学に留学した経験を持つ日本語・日本文学科のシナン・レヴェント助教授は「学生や教職員にとって努力の原動力になった」、同学科4年の男性は「講演に学ぶことが多かった。将来は日本で両国の友好のために働きたい」と感想を寄せた。

今回の訪問の証しとして、エルカン・イビシ学長から山口代表にアンカラ大学友好栄誉賞が贈られた。

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