町会の防災訓練に参加し「命を守る対策を前に進めます」と語る古城まさお氏

就職氷河期世代の一人。1児の父でもあり、生活者の視点に立った2期8年の実績は豊富だ。

生きづらさを感じる若者のため、都で初となるSNS相談窓口の開設を実現した。働きながらのがん治療を支援すべく、副作用が少ない「陽子線治療」の導入も推進。顧客らによる迷惑行為「カスハラ」に苦しむ声を受け止め、制定をリードしたカスハラ防止条例は、全国で初の事例となった。

生まれ育った新宿は首都東京の中心地。「新宿が変われば東京が変わる」との信念で、課題解決に全力で走る。歌舞伎町の一角「トー横」近くには、若者の居場所づくりを後押しする「きみまも＠歌舞伎町」が常設で開設された。防災士の知見を生かして、首都直下地震や富士山の噴火を想定した防災対策も進めている。

今後は、物価高対策や手頃な価格での住宅提供のほか、学校に通えない子どもや保護者への支援拡充に力を注ぐ。

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