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2025年3月27日

政府備蓄米の活用 円滑な流通、価格低下を

小売店、消費者の声を聴取 
東京・墨田区で斉藤代表、加藤都議

公明党の斉藤鉄夫代表は26日、東京都墨田区にあるスーパーイズミ本店を訪れ、流通の目詰まり解消に向けた政府備蓄米の活用を巡り、関係者と意見交換するとともに、消費者の声を聴いた。党農林水産部会長の角田秀穂衆院議員、加藤まさゆき都議(都議選予定候補=墨田区)らが同行した。

政府備蓄米の活用を巡り、スーパーイズミ本店で話を聴く斉藤代表(右から2人目)、加藤都議(左端)ら=26日 東京・墨田区

案内に立った有限会社スーパーイズミの五味衛代表取締役は、コメ価格の高騰を受けて、コメの販売数量が減少傾向にあると説明。「代わりに、そばなどの麺類を購入する人が増え、コメ離れを実感している」と話した。

また、政府備蓄米の活用について、「少しでも入荷量が増え、店頭の値段が安くなれば」と期待する一方、小売店に十分な量の備蓄米が届くよう国として丁寧に流通ルートの実態を追求するよう求めた。

その後に行われた地域住民との懇談では「子育て家庭にとって、コメの値上がりは深刻な問題」や「少しでも安く購入するため、店を何軒か回っている」「いつも5キロを購入するところを2キロで我慢している」といった声が寄せられた。

斉藤代表は「まだまだ現場では入荷量が増えるなどの実感がない状況。地域を支えているスーパーなど小売業者まで流通が行き届くよう、後押ししていく」と語った。

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