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2025年3月27日

物価高対策 切れ目なく

経済の変動素早く対応 
記者会見で岡本政調会長

記者会見で見解を述べる岡本政調会長=26日 国会内

公明党の岡本三成政務調査会長は26日、国会内で記者会見し、コメの価格が高騰する中、流通の目詰まり解消に向けて政府が備蓄米21万トンを活用し、入札を進めていることについて「昨年と比べて上昇幅をある程度緩和できなければ、政府として追加の備蓄米の放出を検討している。今後の推移をしっかり見極め、(効果を)確認することが重要だ」と述べた。

コメやガソリンをはじめとして物価高が広範囲に及び、国民生活が厳しさを増している現状の打開に向けては、切れ目ない物価高対策の重要性を訴え「来年度予算案を一日も早く成立させて、スピーディーに執行することで、予算計上されたお金が民間に流れ出て経済を良くし、賃金の上昇をもたらして生活の豊かさを増大させたい」と強調した。

25日に石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表が会談し、石破首相から強力な物価高対策を新たに打ち出す方針を伝えられたことに関しては、来年度予算案の早期成立・執行に加えて「何かできることがあれば検討・準備するべきではないか」との趣旨だと捉えていると表明した。

さらに「経済は動いている。予算の審議を始めてからも、消費者物価も賃金も動いており、物価の変動率も高い状況にある」と指摘。予算の審議状況にかかわらず、必要な対策は常に考えるべきだとの見解を示すとともに、党内で議論を進めていくと力説した。

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