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立党精神 実践通じ体現
山口代表 奈良県本部が臨時大会
党奈良県本部の臨時県本部大会であいさつする山口代表=21日 奈良・橿原市
公明党の山口那津男代表は21日、奈良県橿原市内で開かれた党奈良県本部の臨時県本部大会に、山本香苗、熊野正士の両参院議員と共に出席し、あいさつした。
大会では大国正博県代表(県議)をはじめ、同県本部の新たな執行部が選出されたほか、来賓の荒井正吾知事が祝辞を述べた。
山口代表は、公明党議員がいない公明空白区である同県御杖村が、今年7月の参院選比例区で全国の市町村中、公明党の得票率が第2位になったことに触れ、「(党勢拡大へ)この勢いで新体制のもと、強く深く頑張っていただきたい」と激励を送った。
また山口代表は、「大衆とともに」との公明党の立党精神に言及し、「単なるモットーではなく実践の中で生かすべき」と強調。その上で、全世代型社会保障の実現へ、全議員がさらに「声が届く気風を養い期待に応えよう」と訴えた。
一方、22日から27日の日程で、党として初めて公式にイスラム圏の国からの招へいを受け、中東のトルコ共和国を訪問することを報告した。10月1日から実施される軽減税率については「生活必需品である飲食料品などを8%の税率に据え置く生活減税だ」と力説した。
同大会では新任の大国県代表が「地域に公明党の議員がいれば安心だと感じてもらえるよう先頭に立って闘う」と決意を表明した。