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2025年3月20日

適正なコメ価格に

アレルギー対応食、備蓄せよ 
参院予算委で矢倉、佐々木(さ)氏

質問する佐々木(さ)氏(左)、質問する矢倉氏(右)=19日 参院予算委

参院予算委員会は19日、石破茂首相らが出席して内外の諸課題に関する集中審議を実施し、公明党から矢倉かつお、佐々木さやかの両氏が質問に立った。

矢倉氏は、コメの流通の目詰まり解消に向けた政府備蓄米の活用に関し「急激な価格上昇があれば個人消費を停滞させ、経済全体への影響も大きくなる」と指摘。コメ価格の適正化に向けた政府の対応をただした。石破首相は「おいしく、手に入りやすいコメの維持は農政の最大の課題だ」と答弁。生産量の底上げや輸出拡大を見据え「コメ政策全体について、もう一度議論が必要だ」と述べ、適正価格の実現をめざす考えを示した。

埼玉県八潮市の道路陥没事故を巡り矢倉氏は、全国の下水道の老朽化リスクや更新・点検に必要なコストを踏まえ、災害に強い合併浄化槽への転換を国が主導して進めるべきだと主張。石破首相は、2025年度予算案において「浄化槽の設置補助に加え、下水道管の撤去への支援も可能にした」と述べ、地方自治体に対する国の支援メニューを整えると答えた。

一方、佐々木氏は、国の防災基本計画に自治体の努力義務として食物アレルギーに配慮した食料確保が明記されていることに言及した上で、アレルギー対応ミルクの備蓄が少ない傾向にあると指摘。災害時に備えて確保するよう啓発を促した。

またメンタルヘルスの不調による休職者が増加していると述べ、「職場内の窓口は相談しにくいという声がある。職場外の専門的な相談先確保が重要だ」と訴えた。福岡資麿厚生労働相は「安心して相談できる環境を整備していく」と答えた。

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