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介護予防で共生社会
高松市の取り組みを視察
党厚労部会
香南地域保健活動センターで利用者から話を聞く(向こう側左から)山本、桝屋、高木の各議員=20日 高松市
公明党厚生労働部会の高木美智代部会長(衆院議員)と桝屋敬悟衆院議員、山本博司参院議員は20日、高松市内の福祉施設などを訪れ、介護予防を中心とする地域共生社会づくりの取り組みを視察した。
同市では、地域の現状や課題を把握して解決をめざす「地域福祉ネットワーク会議」を市内39地区に設置。市から委託を受けた市社会福祉協議会の職員が地域へ出向き相談事を支援機関につなぐ「まるごと福祉相談員」制度を導入している。
一行はまず、昨年8月に同相談員を配置したモデル地区の「香南地域保健活動センター」内で行われているサービス「あんしん香南」を視察。高齢者が介護予防の運動やレクリエーションなどを楽しむ様子を見学し、関係者から居場所づくりなどの事業について状況を聞いた。
その後、一行は市中心部の複合商業施設内で介護予防教室などを行う拠点施設を訪れた。また、公明党の高松市議を交えて大西秀人市長と意見交換した。
高木部会長は、「非常に勉強になった。住民主体での支え合いを中心にした地域共生社会づくりについて、今後も議論を深めていきたい」と語っていた。