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2025年3月14日

国民の理解が大前提

高額療養費制度見直し 実態を把握し結論を 
衆院予算委で河西氏

質問する河西氏=13日 衆院予算委

衆院予算委員会は13日、石破茂首相らが出席して「高額療養費制度」などに関し質疑を行った。質問に立った公明党の河西宏一氏は、石破首相が表明した高額療養費制度の自己負担上限額引き上げ見送りについて「制度を見直すにしても、がん患者団体など当事者をはじめ、国民の理解が大前提だ。公明党は『立ち止まることも必要だ』と訴えてきた」と力説した。

石破首相は今回の見送りに至る経緯について「6日の参院予算委員会で公明党の谷合正明氏から『より多様な声を丁寧に聴いて判断していかなければならない』との意見をもらった。斉藤鉄夫代表と意思疎通を図ってきた」と表明した。

河西氏は、今秋までに決定する政府の方針に向けて、がんや難病患者の月々の医療費や高額療養費制度の役割について「実態をデータなどを含めて丁寧に把握して、患者団体の理解、納得を前提として最終的な結論を得るべきだ」と訴えた。

石破首相は「可能な限り実態を踏まえたデータを出し、納得をいただく工夫を最大限尽くす」と答えた。

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