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2025年3月13日

オブザーバー参加すべき

斉藤代表、平木氏ら 
核禁会合を首相に報告

石破首相(中央)に核禁会合の報告を行う平木氏(左隣)と斉藤代表(右端)ら=12日 首相官邸

公明党の斉藤鉄夫代表は12日、核兵器禁止条約の第3回締約国会議に参加した平木だいさく参院議員らと共に首相官邸で石破茂首相と会い、会議の内容を報告し、日本政府のオブザーバー参加を改めて求めた。

石破首相との会談の席上、平木氏は、核保有国と非保有国の橋渡し役としての役割や日本が核軍縮へ実質的に貢献できる分野を探るため、核禁条約締約国会議に参加し、要人とも議論するなど大きな意義があったと報告した。

その上でオブザーバー国の中には、核抑止論を否定する立場や参加しても発言しない形を取る国もあったことを紹介。今後の締約国会議に日本政府がオブザーバー参加するよう求めた。

斉藤代表は「オブザーバーには幅広い参加の仕方がある。橋渡し役として貢献すべきだ」と力説。石破首相は「真摯に受け止めたい。核なき世界に向けた方策を今後も自公両党でしっかり協議したい」と応じた。

会談には党平和創出ビジョン策定委員会の谷合正明委員長(参院会長)も同席した。

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