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共生社会築く教育充実
認知症巡る出前授業を視察
埼玉で金城、矢倉、輿水各氏
認知症教育の出前授業を視察する(左3人目から右に向かって)金城、輿水、矢倉の各氏=5日 埼玉・富士見市
金城泰邦文部科学大臣政務官(公明党)は5日、認知症教育の現場を調査するため、埼玉県富士見市立勝瀬中学校を訪れ、メディカル・ケア・サービス株式会社が実施した認知症に関する出前授業を視察した。公明党の矢倉かつお県代表(参院議員、参院選予定候補=埼玉選挙区)、輿水恵一衆院議員が同行した。
同社は小中高生らを対象に、認知症への理解を深め、「誰もが暮らしやすい社会」について考えるための授業を実施している。
この日は、認知症に関する知識を学ぶとともに「認知症の人が生活しづらい社会に対してどのような取り組みができるか」などをテーマに生徒がグループワークを行った。参加した生徒は「学んだことを生かして、(認知症の人に)安心してもらえるように行動していきたい」と感想を寄せた。
視察後、金城政務官は「共生社会の推進に向けて大事な取り組みだ。全国的に広げていきたい」と話した。