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将来も誇れる遺産に
北側副代表 大阪の古墳巡り力説
大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されたことを記念し、府と堺、羽曳野、藤井寺の各市で構成する推進本部会議主催のシンポジウムが15日、大阪市内で開かれ、公明党の北側一雄副代表が超党派の推進議員連盟の幹事長として出席し、あいさつした。
北側副代表は、同古墳群の世界遺産登録に至るまでの地元関係者の努力に敬意を表明。その上で、今後の課題として古墳の保護を挙げ、人員や予算の確保など「将来にわたって誇れる遺産にするため、国を挙げて適正な保全・管理を行う仕組みをつくる」と話した。
また、世界遺産登録を機に観光客が増加していることを踏まえ、「古墳の見せ方に知恵を使わねばならない」とし、魅力発信を後押しする考えを示した。