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2025年2月23日

コラム「座標軸」

「令和の米騒動」がなお深刻だと思い知ったのは新年早々のこと。公明都議が地元の商店街を回る中で小売店主の悲痛な訴えを耳にしたからだ◆「価格高騰が続き在庫が逼迫している。仕入れができず廃業した同業者もいる。何とかしてほしい」と。コメが品薄となった昨夏から半年。いっときは新米が出回ったら価格は落ち着くと言われたが、いまだに収まる気配がない◆信じ難いのだが田園風景が広がる、ふるさと宮城の米どころでも同様の状況にある。昨年のコメの作況指数は100を超えて豊作だった。だが、燃料代などの生産コスト上昇分や市場の動向を反映して農協が農家に前払いする「概算金」も大幅に引き上げられた◆この概算金は小売価格に影響する。コメ農家の親戚に実情を聞くと「この地域でも概算金の倍近い値段で新米を売る店が出てきた」と驚きを隠さない。農協以外の集荷業者の動きも聞くという。政府は今月、流通の目詰まり解消に向けて備蓄米21万トンの活用を決めた。公明党が推進してきたものだ◆価格が不安定になる要因について生産量の減少を指摘する声もある。備蓄米が店頭に出回るのは3月下旬とされる。農家の多くは価格の動向とともに、コメ政策の行方も注意深く見守っている。

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