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2019年9月11日

コラム「北斗七星」

「北海道の被災地へ真心のご支援を!」。残暑厳しい先の日曜日、福島県南相馬市の子どもたちが、北海道胆振東部地震の復興の一助にと、声をからしながら募金活動に汗を流した。それは、同市内の小学校4年生から大学1年生でつくるマーチングバンド「Seeds+(シーズプラス)」のメンバーだ◆シーズプラスは、市立原町第一小学校のマーチングバンドが前身。同校は2010年には全日本吹奏楽連盟主催の小学校バンドフェスティバル全国大会で金賞に輝く。連覇への挑戦を始めた矢先、東日本大震災が発生。これに伴う東京電力福島第1原発事故で、同校のある原町区は緊急時避難準備区域となり、メンバーは、全国各地への避難を余儀なくされた◆「もう一回、みんなで大会に出たい」との一人のメンバーの言葉に、子どもたちも保護者も奮い立つ。11年6月、震災の混乱が続く中、活動を再開。翌年には中高生も加え、シーズプラスを結成した◆以来「福島を応援してくれた感謝の気持ちを伝えよう」と県内外で演奏活動を続ける。今夏は、東京と北海道へ赴いた◆子どもたちの胸の中には「東北のことを伝えたいとの思いがある」(鈴木香織代表)という。あの震災でつらい経験をした“小さな種(シーズ)”たち。大きく花開かせることを心から願う。(川)

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