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被害復旧へ人員確保
党福岡県議団、知事に申し入れ
九州北部の記録的な大雨
小川知事(中央)に緊急申し入れをする党福岡県議団=3日 福岡市
公明党福岡県議団(森下博司団長)は3日、福岡県庁で小川洋知事と会い、九州北部を襲った記録的な大雨の被害に対する緊急要望を行った。
森下団長は、党福岡県本部(代表=浜地雅一衆院議員)が8月27日に災害対策本部を設置し、国と地方議員が連携して被災現場に駆け付け、住民の激励や被害状況の調査に当たってきたことを報告。今後も大雨が降れば、土砂災害などの二次災害が発生する恐れがあることを指摘した。
その上で、(1)道路・河川の被害箇所の復旧に向けた人員確保(2)床上・床下浸水などの被害に遭った住民の一日も早い生活再建(3)移動式排水ポンプ車の適切な配備――など計15項目を要望した。
小川知事は「貴重な提言・要望であり、至急検討する。被災者が安心して元の暮らしに戻れるよう全力を挙げていく」と答えた。