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2019年9月3日

コラム「北斗七星」

性別にかかわらず個性と能力を十分に発揮できる社会の実現をうたった「男女共同参画社会基本法」の施行から、今年で20年。この節目に、戦後の日本で女性の地位向上に努めたベアテ・シロタ・ゴードンさんの言葉を振り返りたい◆ベアテさんは連合国軍総司令部(GHQ)で、憲法14条(法の下の平等)と24条(家族関係における個人の尊厳と両性の平等)の条文づくりに携わった女性だ。当時のことを生前、参院憲法調査会で述懐している◆戦前、日本で10年間暮らしたベアテさんは、就労や婚姻などに関する男女間の不平等を是正したいと考えていた。それは、日本女性が置かれていた境遇に対する哀れみだけが理由ではなかったようだ◆夫から渡される給料の使い道や子どもの教育などで女性が実権を握っていることに触れながら、ベアテさんは日本女性について「すごく尊敬しています。賢いです。よく働きます。日本の女性の心と精神は強いです」と述べている◆憲法公布から40年後に施行された「男女雇用機会均等法」を皮切りに、女性の活躍を推進するための法整備は、この30年余りで大きく進んだ。今後は、諸外国並みに女性の地位が向上するかが問われる。ベアテさんが心からたたえた日本女性の真価が存分に発揮される社会づくりは、これからが本番だ。(幸)

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