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2025年2月18日

核禁条約会合 オブザーバー参加すべき

斉藤代表へ7万人分の署名提出 
若者団体有志

若者団体の有志から署名を受け取る斉藤代表(左から3人目)ら=17日 衆院第1議員会館

公明党の斉藤鉄夫代表は17日午前、衆院第1議員会館で、地球的課題である核兵器廃絶と気候危機の解決をめざす若者団体の有志による活動「未来アクションキャンペーン」の代表者と会い、3月に開かれる核兵器禁止条約第3回締約国会議への日本政府のオブザーバー参加を求める7万93筆の署名を受け取った。

同キャンペーンは、賛同する10団体が連携し、1月6日から2月16日までオンラインで署名活動を展開した。

団体側は席上、今年が「被爆80年」の節目であることに言及。ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がキャンペーンを後援していることから、運動を継承する取り組みとして署名活動を実施したと説明した。

さらに「日本は唯一の戦争被爆国だ。その使命は計り知れない」と強調。オブザーバー参加を求める若者の声を受け止め、政治に反映させるよう訴えた。

また団体側は、公明党が第3回締約国会議に党核廃絶推進委員会の平木だいさく副委員長(参院議員)を派遣予定であることを踏まえ「ユースの声を届ける機会にしてもらいたい」と要望。現地で若者との意見交換の場を設けるよう求めた。

斉藤代表は署名活動に謝意を示し「皆さんの努力が実を結ぶよう全力を挙げる」と核廃絶に向けた決意を語った。同席した谷合正明党核廃絶推進委員長(参院会長)は、オブザーバー参加を求める声が署名によって可視化されたことに意義があると述べた。

若者団体の代表者らは同日、外務省で岩屋毅外相にも署名を手渡した。斉藤代表と平木氏が同席した。

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