公明党トップ / ニュース / p394001

ニュース

2025年2月18日

コラム「北斗七星」

ユーチューブの公明党チャンネルで「斉藤鉄夫密着 党再建を託された男」を見た。1月末の公開から半月で11万視聴を超え、「誠実さがステキ」と話題になっている◆動画で、斉藤代表は「趣味は時刻表を読むこと。読み鉄」と明言。「いつ頃から鉄道を好きになったのか」と聞かれて、「子どもの頃、今は廃線となったJR三江線のレールの先に『都会がある』『私の未来がある』と憧れ、『列車に乗って未来へ行くんだ』と思っていた」と語る場面が印象的だ◆動画の公開と同時期に、近畿大学農学部の研究チームが2月から、絶滅の危機にあるニホンウナギの完全養殖の実験に、廃線となったJR三江線のトンネルを活用するというニュースが報道された◆ここでも三江線か。不思議な巡り合わせを感じた。ニホンウナギの性成熟には海中の温度や光量の変化が影響すると考えられている。その環境を整えるのに、トンネルが最適というのがウナギ養殖実験の目の付け所らしい◆レールの先に未来を夢見た斉藤代表。トンネルを使ってウナギ養殖実用化に挑む近大チーム。「未来は、それに備える人々のものである」とは、米国の思想家・エマーソンの言葉。困難を克服した先に、未来は開ける。(鷲)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア