党宮城県本部の賀詞交歓会であいさつする西田幹事長＝28日　仙台市

公明党の西田実仁幹事長は28日、党宮城県本部（代表＝庄子賢一衆院議員）が仙台市で開いた賀詞交歓会で「国民の暮らしを守り、政治への信頼を取り戻す」と訴えた。

西田幹事長は、まもなく東日本大震災から14年を迎えるにあたり「公明党は被災者が心の復興を成し遂げるまで一緒になって課題に取り組む」と決意を表明。「防災・減災、国土強靱化への5か年加速化対策」が残り1年であることに触れ「次の5カ年で、これまでの規模を上回る予算確保を政府に求めた」と述べた。

また、先の自民、公明両党による訪中に言及し「日本水産物の輸入解禁を中国に求めた。一日も早く再開できるよう両国の関係改善を加速させたい」と強調した。

佐々木まさふみ党青年局次長（参院選予定候補＝比例区）は今夏の参院選勝利へ力強く抱負を語った。

会合では自民党の桜井充県連顧問、郡和子・仙台市長もあいさつした。