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“1日”に密着してみました
議員(わたし)のスケジュール
「議員さんって、実際どんなことしているの?」――。そのように感じる人は少なくありません。そこで、公明党の女性地方議員がどのように過ごしているのか、2人の“ある1日”に密着してみました。
内藤美佐子 町議(埼玉・三芳町、7期)
起床後に身支度、朝食作りとテキパキこなし、朝食を済ませて向かった先は、みずほ台駅前。公明党の同僚議員に見守られる中、街頭活動を行いました。帰宅後、掃除や洗濯などを終えてから、つかの間のコーヒータイム。公明新聞のチェックや、英語アプリを使った頭の体操も日課です。
町役場では、議長を務める内藤議員は町長との打ち合わせ。併せて、議会からの切実な要望を伝えていました。昼食を挟み、相談内容の進捗を報告するため、農家の方を訪問。「返事だけで行動に移さない人が多いけど、内藤さんは実行力がある」と絶大な信頼が寄せられていました。
内藤議員が特に頬を緩める瞬間は、子どもや孫に会うときです。この日は京都から娘さんが帰省中で双子の孫の子守り。その後はご主人の入浴準備や介助。息つく間もなく、議員通信を持って地域の住民宅を訪問していました。
夕食の準備や調理、片付けなどを済ませ、気持ちを切り替え政策の勉強も。女性が8人と全体の過半数を占める三芳町議会。内藤議員は「町のために働きたい人が手を挙げられる環境をつくりたい」と誓っています。
1955年6月、東京都杉並区生まれ。高校卒業後、ハワイの服飾関係の専門学校で学ぶ。99年に初当選し、現在7期目。2023年5月から3度目の議長に。夫、1男1女。日本経済新聞のオピニオン記事の「女性が変える地方議会」(同年11月20日付)で紹介された。
星加代子 町議(神奈川・葉山町、1期)
星議員の1日は、清掃活動も兼ねて犬の散歩から始まります。「海岸沿いを歩き、キラキラした海を眺めるのが癒やし」(同議員)。
帰宅後、公明新聞のチェックといった日課を終え、相談者からのメールへの返信や電話連絡などに対応。その後、相談のあった該当場所の現地調査に当たっていました。
ペット災害危機管理士1級を取得している星議員はこの日、次の議会質問に向け、町担当課からペット防災について話を聴きました。続けて、小型船舶操縦免許を持ち、ヨット歴20年の同議員は、ヨット関連企業を訪問し、地域振興の課題について意見交換も。帰り際、社長から「これからも葉山を盛り上げてください。応援しています!」と声を掛けられていました。
その後、時短のため自家用車内で昼食を済ませ公務を終えると、その足で党員宅に伺い要望を聴きました。夕方の日課は、犬の散歩をしながら町内パトロール。夕食後、政策研さん、メール返信などにも余念がありません。議会で唯一の公明議員である星議員は、他会派の同僚議員や近隣市町の公明議員と連携しながら、きょうも現場を走っています。
1968年6月、福岡県博多生まれ、東京都世田谷区育ち。創価大学卒業。出版社アスキー(当時)にてパソコン雑誌の創刊、編集に携わる。マイクロソフトではインターネットの情報発信、アマゾンで顧客対応、業務改善を経験。2023年に初当選。家族は夫と保護犬2匹。
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