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教育無償化など議論
自公維政調会長が会談
岡本氏ら出席
協議に臨む岡本政調会長(右から2人目)、上田同代理(右端)=27日 衆院第2議員会館
自民、公明の与党両党と日本維新の会の政務調査会長は27日、衆院第2議員会館で会談し、政府提出法案の内容に関して意見交換した。公明党から岡本三成政調会長、上田勇同代理(参院議員)が出席した。
教育無償化の実現に向けて維新側は、現行の就学支援金の所得制限の撤廃と増額について、3党合意のもとで制度設計を行う必要性を強調した。社会保険料の引き下げについても、協議を重ねて求めた。
自公側は、持ち帰って検討すると説明した。会談後、岡本政調会長は「(野党の協力も得ながら)より良い法案になるよう政府とも緊密に連携して取り組む」と語った。
実務者協議も開催
自民、公明、維新の3党は同日、衆院第2議員会館で教育のあり方に関する実務者協議も開催。維新側が求める今年4月からの高校授業料無償化を巡り、与党側が指摘していた課題への回答が示された。公明党から佐々木さやか参院議員、山崎正恭衆院議員が出席した。
実施時期に関し維新側は、実務に負担がかかる部分は今年4月からでなく、引き続き協議していく考えを表明した。