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2019年8月26日

インターンシップ促進

受け入れ企業に補助金交付 
岐阜・羽島市

渡辺さん(左)と補助金創設を喜び合う公明党の糟谷玲子(中)、原両市議

市内企業へのインターンシップ(就業体験)受け入れを増やそうと、岐阜県羽島市は今年度、連続3日以上のインターンシップを受け入れる企業へ補助金を交付する制度を始めた。

補助金はインターンシップの学生1人1日当たり6000円。企業は3分の2(4000円)以上を学生に支給し、学生はそれを交通費や宿泊費のほか、就業に必要となる図書購入費などに使う。企業は年度毎に1回、補助金を申請できる。補助金額の上限は15万円。市は、県内外の大学や市内企業に対し、制度周知を行っている。

補助金を提案・実現したのは公明党の原一郎市議だ。今年1月に羽島商工会議所の賀詞交歓会に参加した原市議は、経営するペットホテルでインターンシップを受け入れている渡辺英毅さんと懇談。渡辺さんは「県内の他市では、インターンシップを受け入れる企業に補助金を交付している。羽島市でも実施してほしい」と話した。原市議は市商工観光課に補助金創設を求めていた。

渡辺さんのペットホテルは以前からインターンシップを受け入れてきたが、交通費や宿泊費は学生の自己負担。今年度からは補助金を申請し、学生に支給する予定だ。渡辺さんは「補助金は企業と学生の負担軽減につながるのでありがたいです」と述べていた。

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