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2025年1月24日

安保対話 アジアでも枠組み

日本平和学会と意見交換 
斉藤代表、山口常任顧問ら

公明党の斉藤鉄夫代表、山口那津男常任顧問らは23日、参院議員会館で、日本平和学会の吉川元・神戸大学名誉教授らの訪問を受け、党が提案しているアジア版の欧州安全保障協力機構(OSCE)構想を巡り、意見を交わした。

学会側から君島東彦・立命館大学特命教授、宮脇昇・立命館大学教授、玉井雅隆・秋田大学教授、河合公明・長崎大学教授が出席した。

席上、山口常任顧問は、アジア地域にもOSCEのような安全保障に関する多国間の対話の枠組みが必要だと主張。「日本を取り囲む国々と率直に対話できる仕組みをつくり、緊張緩和や信頼醸成、紛争の予防に生かしていくべきだ。対抗・対立する当事者の双方が対話の枠組みに入り、常設の機構として緊密な対話ができることが大事だ」と力説した。

学会側は、北東アジアに多国間安全保障協力の枠組みを創設する重要性を説明。公明党がアジア版OSCE構想を提案していることについては「与党の中で、こういう考え方があるということは心強い」との意見が述べられた。

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