鰐淵副大臣（左端）に要望する野口会長（手前右）と、谷氏（左から3人目）ら＝22日　衆院第1議員会館

鰐淵洋子厚生労働副大臣（公明党）は22日、衆院第1議員会館で日本医療ソーシャルワーカー協会（野口百香会長）から、患者支援のあり方などを巡り要望を受けた。谷きみよ党東京都本部女性局次長（都議選予定候補＝豊島区）らが同席した。

野口会長は、同協会が退院や在宅療養支援に力を入れていると強調。こうした活動を診療報酬の中に位置付けるなど、取り組みの後押しを求めた。身寄りのない一人暮らしの高齢者らが意思決定困難な場合の対応も訴え、身元保証人を必要としない入院手続きなどの形式の提示や、本人の資産を医療費などに充てるための金融機関との連携システム創設を求めた。

鰐淵副大臣は「しっかり受け止める」と答えた。