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教育・文化で絆さらに
日中交流 幅広く深化
友好の歴史、後世に残す役割も
習主席来日へ環境整備
山口代表、党訪中団の成果を強調
公明党の山口那津男代表は22日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、党訪中団として今月17日から21日まで中国を訪問した成果などについて大要、次のような見解を述べた。
周元首相と池田名誉会長の会見を描いた日本画の意義を説明する山口代表(奥中央)=21日 天津市内
【訪中の成果】
一、今回の訪中は、教育・文化交流が目的だった。最初に訪れた長春市では、東北師範大学を訪ね、日本に中国人留学生を送るために日本語を教える予備学校創立40周年記念式典に出席した。予備学校は延べ1万5000人を超える留学生を送り出し、世界中で活躍する有能な人材を育ててきた。式典では、程永華前駐日大使夫妻ともお会いし、意義深いものになった。
一、天津市では、昨年の訪中の際に中国共産党中央政治局委員の李鴻忠・市委員会書記と約束した、周恩来元首相と公明党創立者・池田大作創価学会名誉会長の会見45周年を記念する日本画を寄贈した。日中友好の礎となった両氏の出会いが後世でも顕彰されるようにしたいとの思いからだ。
一、日本画は日本芸術院会員の日本画家に描いてもらった。日本画の肖像画は中国では珍しく、その点でも文化交流の意義を果たせた。日本画の除幕式では、周元首相のめいに当たる周秉徳、周秉宜両氏が参加してくださった。往時を懐かしみながら、日中友好の永遠性を確認し合った。
一、北京市では、中国共産党対外連絡部(中連部)の宋濤部長に会談の場を設けていただいた。両国関係の深化に向けた確かな流れを確認し合い、来春の習近平国家主席の訪日実現へ環境を整えることで一致した。一方、香港で続く抗議活動に私から「穏やかな収束を望む」と要請したことに対し、宋部長は、法に基づき対応することを日本側も理解してもらいたいと発言したが、考え方に隔たりはないと感じた。
一、(新たな日中協力について)中国でも少子高齢化が進んでいる。これを踏まえ、天津市では、地域を挙げて生活・健康支援などのきめ細かなボランティア活動に取り組んでいる。歴史は浅いが、現場を視察した際、日本の取り組みを参考にしたいと求められた。これまで中国とは経済協力に力点を置いていたが、社会構造の変化に対応する、きめ細かな住民との関わり方などで新たな協力を模索する時代になったと実感した。政党外交としての新しい側面だとも感じた。
【公約実現に向けて】
一、参院選で約束した政策をいよいよ実行に移したい。今後、来年度予算編成作業や税制改正への議論が本格化していく中、政策実現に向けて努力していきたい。東日本大震災の岩手、宮城、福島の被災3県では統一外地方選挙が行われ、仙台市議選が真っ最中だ。一つ一つ勝ち抜いて党の基盤を固めたい。










