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記録的大雪で緊急調査
市民生活に深刻な影響
青森市で庄子、若松氏
齋藤専務取締役から除排雪作業の課題を聴取する庄子(左から3人目)、若松(右隣)の両氏ら=9日 青森市
公明党の庄子賢一衆院議員と若松謙維参院議員は9日、記録的な大雪に見舞われている青森県入りし、県議、市議と緊急調査した。
過去最多の積雪を記録した青森市では、市役所で市民生活への影響を聴取。西秀記市長は「除雪用の重機やオペレーター、排雪用ダンプカーが不足し、対応が追い付かない。市民の買い物や通勤通学も困難になっている」と話した。
次いで生活道路を除雪する市民の声を聴いた後、市から除排雪を委託されている青森定期自動車株式会社を訪問。齋藤孝之専務取締役は「経験したことがない積雪量で、すでに雪捨て場がパンク状態だ。空き地の活用を働き掛けてほしい」と求めた。
視察を終えた庄子、若松の両氏は「除排雪費用に関する速やかな財源支援を進める」と語った。
なお、公明党青森県本部は昨年12月29日、夏坂修県代表(県議)を本部長とする豪雪対策本部を設置し、対応に当たってきた。年末年始にかけての大雪を受け、県は津軽地方の10市町村に災害救助法を適用している。