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2025年1月6日

党活動 わが地域の挑戦

“党員がつくる支部会”で参加者増 
公明党を好きになる場に 
党広島・広島佐伯支部

「楽しい党支部会に!」「参加者を増やしたい」。広島市佐伯区で活動する公明党広島佐伯支部(支部長=石田祥子市議)は、そんな課題に真正面から挑戦しています。同支部の支部会成功のポイントを探りました。

悔しかった衆院選、思いを劇で表現

「物価高で大変なんだ。お小遣いを上げてよ」と両親にせがむコメ助(右)

昨年12月18日に行われた同支部の支部会は、「結党60年 私も語れる公明党」と題した劇からスタートしました。

場面は区内の喫茶店。二人の女性党員が衆院選を振り返っています。

「なんでこんなに負けたんかねぇ」

「頑張ったんだけどなぁ。悔しい!」

「『103万円の壁』の政策で支持を伸ばした党もあったね」

「でも、103万円の壁を突破するための財源を『与党で考えて』なんて言う党は無責任よね。例えば家庭に置き換えて考えてみて」

ここで場面はコメ助一家の食卓へ。高校生のコメ助が両親にお小遣いの値上げを頼み、家計をなんとかやりくりして1000円値上げされることになりました。

再び女性党員。「ね、家庭だって財源の捻出は大変。財源あっての政策なのよ。公明党は野党時代から、財源を確保して政策を進めてきたんだよ」

二人の女性党員(手前側)が公明党のさまざまな実績を語り合う

女性党員は消費税の軽減税率や不妊治療の保険適用拡大、出産育児一時金の拡充、携帯電話料金の引き下げなど、さまざまな実績を振り返り「それは約3000人の公明党議員が人々に寄り添い、小さな声を国につなげているから実現できたのよ」と胸を張りました。

「普段から自分の口で公明党のことを語っていきたい。そのために学習会をもっと開いていこう。公明新聞もしっかり読んで勉強しよう」「2025年は絶対頑張るぞ! 皆さんも頑張りましょう!」。力強い決意で劇は終幕。大きな拍手が送られました。

にぎやかに行われた「リフレッシュ体操」

女性党員は消費税の軽減税率や不妊治療の保険適用拡大、出産育児一時金の拡充、携帯電話料金の引き下げなど、さまざまな実績を振り返り「それは約3000人の公明党議員が人々に寄り添い、小さな声を国につなげているから実現できたのよ」と胸を張りました。

「普段から自分の口で公明党のことを語っていきたい。そのために学習会をもっと開いていこう。公明新聞もしっかり読んで勉強しよう」「2025年は絶対頑張るぞ! 皆さんも頑張りましょう!」。力強い決意で劇は終幕。大きな拍手が送られました。

このほか、支部会では太田秀子さんによる恒例の「リフレッシュ体操」をにぎやかに。石田支部長は「これからも皆さんと一緒に党を拡大させていきます」とあいさつしました。

入場時に「お元気でしたか」と声を掛け合う

参加した水野廣子さんは「毎回、小学生の孫を連れてきています。これからも頑張ります」と話していました。馬野時子さんは「衆院選の結果を受けて感じていた気持ちが劇で代弁されていて、すっきりしました」と語り、久しぶりに参加したという夫の圭二さんは「とても充実していました。入念に準備されていると感じました」と驚いた様子でした。

「何でも話せる」党地区委員会

党広島佐伯支部の支部会に参加したメンバーら

支部会の内容はどのように決められたのでしょうか。それは、さかのぼること11月27日。衆院選後に初めて開かれた党地区委員会です。出席者からは、選挙戦に対してさまざまな意見が出されました。

「非公認の自民党候補になぜ推薦を出したのか」「『年収の壁』問題は公明党も取り組んでいたのに、伝わっていなかった」「SNSでうまくアピールできていない」「若者に政策を語れるようにしたい」――。言いたいことを言い合った先に参加者がたどり着いたのは、「党の政策や実績をもっと語れるようになりたい」との思いでした。こうして、党員が党の実績を語り合う劇が支部会の柱になることが決まりました。

党広島佐伯支部は11の党地区があり、9人の副支部長と、22人の党地区委員が支部会運営の鍵を握っています。1回の内容を充実したものにしようと、開催頻度は3~4カ月に1回。開催の1カ月以上前には副支部長会で日程を決定し、その後、党地区委員会で内容を検討します。この場が「何でも話せる雰囲気で、どんな意見も否定しないことが大切です」と、河野文恵副支部長は語ります。今年、地区委員になった渡邉美幸さんは「これまでよりも党との関わりが深くなりました。党員の皆さんとのパイプ役として頑張っています」と意気込みを話していました。

公明党のことを語れるように

地区委員会の検討を経て、これまでに防災や防犯の学習会、認知症をテーマにした講演、市の佐伯区長から行政の取り組みを聞くといった内容の支部会が開かれました。欠席した人にも支部会の内容が伝わるよう、田中幸枝さんが通信を作成。党員全員に配布されています。こうした取り組みが奏功し、かつては50人ほどだった参加者は増加。12月は100人に達しました。

河野副支部長は「支部会に来れば『社会で話題になっていることが分かる』『公明党を好きになる』『公明党を語れるようになる』。この三つをテーマに、楽しい支部会になるよう心掛けています」と話していました。

石田支部長は参加者が増えた要因について、「皆さんが『自分たちでつくった支部会』という意識が強く、参加の呼び掛けに力が入っています」と語った上で、「党員の皆さんと力を合わせ、さらなる充実をめざします」と決意していました。

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