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2019年8月19日

復興の思い たすきでつなぐ

総勢1700人が最終ラン 
東日本大震災 記憶の風化防ぐ 
青森ー東京 1000㎞縦断リレー 
東京都など主催

青森からつながれてきた、たすきを身に着けてゴールテープを切るランナーら=今月7日

東日本大震災で被災した各地の復興を支援しようと、青森から東京までランニングと自転車でたすきをつなぐ「未来への道 1000㎞縦断リレー2019」(東京都など主催)が7月24日から15日間にわたって開催された。「復興」を理念に掲げる来年の東京五輪・パラリンピックに向けた催しで、7回目を迎えた今年が最後となった。最終日の7日には、ランナーらが駒沢オリンピック公園(世田谷区)にゴールし、フィナーレを飾った。

「ありがとー!」。最終区間のランナーら約200人が青森からつながれてきた、たすきとともにゴールテープを切ると、来場者から大きな拍手と声援が送られ、感動の輪が広がった。

シドニー五輪・女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんや北京、リオデジャネイロパラリンピック・男子走り幅跳び銀メダリストの山本篤さんらもゲストランナーとして参加。ゴール後、完走したランナーたちがハイタッチを交わし、満面の笑みを浮かべていた。

中学3年生の息子と走った澤井由起さんは「たすきに込められた思いを、これからもつないでいきたい」と意欲を語った。

縦断リレーは、震災の記憶の風化を防ぎ、被災地と全国の絆を深める目的で2013年に始まった。津波被害の大きかった太平洋沿岸の被災地をつなぎ、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、東京の1都6県、全長約1300キロの道のり。今回は総勢約1700人のランナーらが駆け抜けた。

ゴール後の式典では、被災地をつないだ、たすきが小池百合子都知事に返還され、ゲストランナーの高橋さんが「被災地の皆さんの心が前を向いて、元気になるまでしっかり応援していきたい」と話していた。

公明、全7回の開催を後押し

福島県庁を出発したランナーに声援を送る都議会公明党の(右端から)高倉議員、東村幹事長=今月2日

都議会公明党(東村邦浩幹事長)は、震災の発災直後から被災した各地を繰り返し訪れ、現場の声を都政に届けるなど、復興を力強く後押ししている。

全7回の縦断リレーについては、スポーツを通じた復興支援の必要性を主張し強力に推進。開催中には、それぞれの日程に合わせて現地へ駆け付け、成功を見守ってきた。

今年は青森、岩手、宮城、福島の各県に分かれて訪れ、沿道からランナーに声援を送った。このうち10日目の2日に福島県庁で開かれた出発式では、東村幹事長が、つながれてきた、たすきをランナーの代表に掛けて激励。高倉良生議員が一層の復興を願いながら、同県庁から福島第一中学校までの区間1.3キロを参加者たちと一緒に走り抜けた。

縦断リレーの終幕を迎え、東村幹事長は「ランナーの皆さんから、復興の思いの強さを感じた。震災からの復興が確かなものになるまで、あらゆる面で都の取り組みを推進していく」と力を込めていた。

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