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2024年12月10日

コラム「北斗七星」

実話かどうかは分からないが、面白い話だ。カフェにいたピカソは、見知らぬ婦人から「いくらでも払うので自分の肖像画を描いてほしい」と懇願された。断り切れず承諾したピカソは10分足らずですてきな絵を描き上げ、代金1万ドルを要求した◆10分もかからなかった絵がどうしてそんなに高額なのかと聞いた婦人に、ピカソは「とんでもありません。このような絵が描けるようになるまで、40年もかかったんですから」と答えたという。『勉強が面白くなる瞬間』(パク・ソンヒョク著)で知った◆成功の陰には、長年にわたる精進の積み重ねがある。建設は死闘、破壊は一瞬だ。今年、結党60年を迎えた公明党。7日の党全国県代表協議会で斉藤鉄夫代表は、衆院選の総括に触れた上で、「生涯、永久に、団結第一で」との党創立者の言葉を紹介。「今こそ、この原点を確認し、団結第一で反転攻勢に転じてまいりたい」と訴えた◆先日懇談した、結党以来の党支持者で101歳の女性は、健康に気をつけて皆さんと共に友好拡大に挑戦したいと決意されていた。頭の下がる思いになった◆「苦労と努力を伴わずに、勝手に手に入るものは一つもない」(同著)。党再生へ奮闘あるのみ。(鷲)

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