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ワクチン供給を加速化
斉藤代表、Gavi事務局長と懇談
Gaviワクチンアライアンスのニシュタール事務局長(右から2人目)と会談する斉藤代表(左から2人目)ら=28日 参院議員会館
公明党の斉藤鉄夫代表は28日、参院議員会館で、途上国でのワクチン接種を推進する国際組織「Gaviワクチンアライアンス」のサニア・ニシュタール事務局長の表敬を受け、懇談した。竹谷とし子代表代行、新妻秀規国際委員長(参院議員)らが同席した。
ニシュタール事務局長は「20年間で10億人以上の子どもにワクチンを提供し、1900万の命を救ってきた」と強調。「伝染病など、気候変動に伴う健康リスクが高まっている。活動を加速化したい」として、Gaviの次期戦略(2026~30年)の実施への協力を訴えた。
斉藤代表は「新型コロナ禍では、ワクチンを途上国に行き渡らせる国際的枠組み『COVAX』への参加をいち早く表明するべきだと政府に働き掛けたのが公明党だ」と紹介し、次期戦略の取り組みも応援していきたいと語った。