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気象観測システムで防災意識を啓発
茨城・高萩市
茨城県高萩市は4月、気象情報を収集できる気象観測システム「POTEKA(ポテカ)」を高浜スポーツ広場に設置した。収集したデータはパソコンやスマートフォンを通してリアルタイムで見ることができる。公明党の今川敏宏、菊地正芳の両市議(ともに市議選予定候補)はこのほど、現地を視察した。
ポテカでは、気温や湿度、気圧、降水量、風速、暑さ指数など、ピンポイントの気象情報を正確に観測できる。台風や集中豪雨の際には住民自らが気象の変化を確認できるため、行政任せではなく早めの避難行動につなげやすくなると期待されている。
市担当課の職員は「暑い日が続いているので、熱中症対策にも活用してほしい」としている。
菊地市議は、昨年9月の定例会で、防災意識を高めるツールの一つとして、ポテカの導入を提案していた。