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2024年11月12日

第2次石破内閣が発足

新任は3人、公明から中野国交相

10月の衆院選を受けた第215特別国会が11日召集され、石破茂首相(自民党総裁)が衆参両院で第103代首相に指名された。同日午後には、石破首相と公明党の斉藤鉄夫代表が首相官邸で会談した。その後、石破首相は組閣に着手、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て、夜に第2次石破内閣が発足。国土交通相には、公明党から中野洋昌衆院議員が入閣した。

新内閣発足を前に石破首相(中央)との党首会談に臨む斉藤代表(同左)、西田実仁幹事長(左端)ら=11日 首相官邸

衆院本会議での首相指名選挙は、1回目の投票で過半数を得た者がなく、石破氏と立憲民主党の野田佳彦代表による30年ぶりの決選投票に進んだ。決選投票の結果は石破氏221票、野田氏160票、無効84票で、石破氏が首相に再指名された。

特別国会は14日までの4日間。政府・与党は11月下旬~12月初旬に臨時国会を召集し、総合経済対策の裏付けとなる2024年度補正予算案の年内成立をめざす方針だ。

首相は衆院選で落選した牧原秀樹前法相、小里泰弘前農林水産相の後任に、それぞれ鈴木馨祐衆院議員、江藤拓元農水相を充てた。新任の閣僚は中野氏を合わせて3人。他の閣僚は再任した。

組閣後、中野氏は、首相官邸で記者団に対し、「身の引き締まる思いだ。国民の命と暮らし、安全・安心に直結する役所であるので、それをしっかりと守り抜いていく」と述べた。

■自公結束し支える

斉藤代表

公明党の斉藤鉄夫代表は11日夕、自公党首会談終了後、首相官邸で記者団に対し、大要、次のような見解を述べた。

一、(新内閣の顔ぶれについて)公明党からは中野洋昌国土交通相が入閣した。今後、新しい内閣で、しっかりと施策を進めていくということで、公明党も自民党としっかり連携して頑張っていく。

一、(今後の国会運営について)公明党の役割が大きくなった。野党も含めた合意形成が大事になってくる。これまでも公明党は与党と野党の間に入って、いろいろな形で合意をつくり上げてきた。そういう丁寧な議論による合意形成が公明党の真骨頂だ。しっかりと、そういう姿勢で党として頑張っていきたい。

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