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経済対策も公明主導で
斉藤代表 生活の安定に総力
特別国会召集で党両院議員総会
政策を実現し、国民の期待に応えることを誓い合った党両院議員総会=11日 国会内
公明党は11日午前、特別国会の召集を受け、国会内で衆参両院議員総会を開き、国民の期待に応える政策実現へ総力を挙げることを誓い合った。
あいさつの冒頭、斉藤鉄夫代表は、自公連立政権の運営について「少数与党になったが、厳しい時こそ団結し、衆参、自公が心を合わせて頑張りたい」と力説した。
その上で、先の衆院選の結果を踏まえ「政治の信頼回復のために政治改革をやり遂げるというのが民意だ。公明党が政治改革の先頭に立っていく」と力説。政府が今月の策定をめざす総合経済対策では「国民生活を安定させる経済対策を示し、国民の皆さまから信頼を得ることにつなげていきたい」との考えを示した。
西田実仁幹事長は、今月17日に結党60年の節目を迎えることに触れ「新しい歴史をつくる月にしていく決意で、斉藤代表の下に団結していきたい」と訴えた。
谷合正明参院会長は、自民党派閥の政治資金問題を巡り、先の通常国会で参院政治倫理審査会が関係議員29人に出席と説明を求める議決をしたことに触れ、「全会一致での議決は重たいものだ。政倫審の対応が曖昧なままでは国会運営は先に進めない」と指摘した。
両院議員総会では、岡本三成政務調査会長、佐藤英道国会対策委員長があいさつした。