公明党トップ / ニュース / p377233

ニュース

2024年11月1日

党再建へ体制 速やかに

衆院選の結果受け 石井代表が辞意表明 
9日、臨時党大会で新代表選出 
中央幹事会

公明党の石井啓一代表は31日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、先の衆院選について「わが党にとって非常に厳しい選挙結果となった。全て党代表である私の責任だ」と述べ、代表を辞任する意向を表明した。

中央幹事会で辞意を表明する石井代表=31日 党本部

石井代表は、代表辞任の理由について「党代表は、国会論戦を通じて党の考え方を表明する役割や、国会に関するさまざまな動きに対して迅速に判断しなければいけないことから、国会議員が務めるべきだ。速やかに党再建に向けた体制を構築してほしい」と力説。代表辞任後も「今後の党再建、新たな発展に向けて全力で貢献していきたい」と強調した。

また、中央幹事会に先立って行われた常任役員会の席上、西田実仁幹事長から、衆院選の選挙対策本部長として責任を取りたいと申し出があったと報告。「今後の党再建を考えた場合、西田幹事長に引き続き、しっかりと職務を果たしてもらう必要があることから、私から慰留をして了承された」と述べた。

また、中央幹事会では、衆院選結果の責任を取り、任期途中での辞任を表明した石井代表の後任を選出するための臨時全国大会を9日に招集することを決めた。

党規約の「代表が任期途中で欠けたときは、中央幹事会が後任の候補を推薦し、全国大会において信任する」(第17条の4)との規定に基づき、7日に開催される中央幹事会で後任の代表候補の推薦が決定され、臨時全国大会で出席代議員の過半数から信任を得られれば、新代表として選出される。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア