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浅間山、新たな噴火なし
7日夜に小規模な噴火があった群馬・長野県境の浅間山について、気象庁は8日、山の北側に位置する群馬県の嬬恋村と長野原町で降灰が確認されたと発表した。新たな噴火はなく、火山性地震なども顕著な変化はないという。気象庁は、噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、火口から半径約4キロ以内では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。
長野・佐久市へ被害確認に急行
太田(昌)氏
浅間山の噴火を受けて公明党長野県本部の太田昌孝代表(衆院議員)は8日、同県佐久市の市役所に急行し、被害の確認や火山活動状況などについて話を聞いた。花里英一副市長らが対応した。
席上、市危機管理課は、隣接する同県軽井沢町などで少量の降灰があったものの、それ以上の被害は確認されず、引き続き情報の収集に努めると説明。花里副市長は「今後の火山活動に注視しながら、住民の安心につながる迅速な情報提供をしていく」と語った。
太田氏は「周辺の自治体や議員とも連携を取りつつ、安全確認が取れるまで警戒を呼び掛けていきたい」と述べた。