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2019年8月9日

コラム「北斗七星」

学校のトイレが変わり始めた。自治体職員や公立小中学校の教職員にたずねた調査によると、今後のトイレ整備の考え方に、からだの性と心の性が異なるなど性的マイノリティ(LGBTなど)の児童生徒への対応を視野に入れる必要が「ある」との答えが、6割を占めた。特に教職員では8割を超え、こうした課題に直面している姿がうかがえる(学校のトイレ研究会調べ)◆愛知県豊川市では2017年から公立小学校で、性的マイノリティの児童にも配慮したトイレ改修を進めている。そのポイントは(1)男女トイレの他に、性差にかかわらず利用でき、車イスにも対応した「みんなのトイレ」を設置する(2)それらのトイレの入り口に前室を設けて、どのトイレを利用したか外からは分からないようにする――こと◆文部科学省は15年、性同一性障害の児童生徒に対する支援の事例として、職員トイレや多目的トイレの利用を認めることを挙げている。つまりは、性差を問われないトイレだ◆学校だけではない。東京・渋谷区では区内すべてのトイレの「基本方針」を昨年11月に策定した。その考え方も、すべての人が性差や障がいにかかわらず快適に使える、ということ◆話題の主役にはならないトイレだが、トイレを大事にしないと評価が下がる時代が来ているようだ。(繁)

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