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2018年5月30日

歴史ある建物を有効活用

築80年 元国有施設リニューアル
がん在宅緩和ケア、子育ての拠点
東京・港区

東京都港区ではこのほど、築80年の歴史ある元国有施設を区の複合拠点にリニューアルし、がん在宅緩和ケア支援センターや郷土歴史館(11月開館予定)、未就学児のための保育施設など多彩な機能を集約した「ゆかしの杜」をオープンさせた。推進した区議会公明党(近藤暢子幹事長)が視察した。

複合施設にリニューアルされた建物は、公衆衛生に関する調査研究機関「国立公衆衛生院」として1938年に建設。地下1階、地上6階、塔屋4階建ての巨大なゴシック様式の建物は“地域の顔”として住民から長年親しまれてきた。

衛生院が国立保健医療科学院となった後、2004年に区外へ移転。利用されずにいた建物を09年に区が国から取得。活用について協議を重ね、16年10月から工事が行われた。リニューアルに際しては、趣のある外観、内装は極力維持し、障がい者らが利用しやすいバリアフリー化や耐震化を実施した。

「ゆかしの杜」には、自治体が運営する都内初の区がん在宅緩和ケア支援センター「ういケアみなと」を配置。がん患者やその家族の訪問・電話相談に医療ソーシャルワーカーや看護師らが応じている。区の施設ならではの強みを生かし、保健所や高齢者相談センターをはじめとする関係機関と緊密に連携を図り、がん患者らを包括的に支援できるのが特長だ。

また、管理栄養士が栄養を逃がさない調理方法などを紹介する教室も月1回、開催。今月の教室では、がん患者やその家族の計10人が参加し、抗酸化作用を高める「サバとトマトのパスタ」の作り方を学んだ。

子育てを支援する施設も盛りだくさん。共働きの家庭などを対象とした未就学児のための保育施設のほか、理由を問わず利用できる一時預かり施設、親子で遊べる「子育てひろば」、学童クラブが設けられている。

11月には郷土歴史館も

さらに、区が認めた公益的な団体が無料で使用できる区民協働スペースも設置。11月には郷土歴史館が開館予定で、常設展や特別展を開催する展示室や区民ギャラリーのほか、カフェも併設される。

未利用の国有施設の取得と区民のための活用については、区議会公明党が一貫して推進。03年9月の区議会決算特別委員会を皮切りに、計4回の定例会で主張してきた。

また、06年11月には杉本豊敬議員が党員らと共に、区民の施設として建物の有効活用を求める要望書を492人の署名を添え、武井雅昭区長に提出していた。

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