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水産業復活へ体制強化
三浦氏 福島の研究施設を訪問
モニタリング検査の準備作業について涌井所長(右端)から説明を受ける三浦氏(右から3人目)ら=6日 福島・いわき市
公明党の三浦信祐参院議員は6日、福島県いわき市を訪れ、7月に新庁舎が開所した県水産海洋研究センターを視察した。安部泰男県議、真山祐一党県本部代表代行(ともに県議選予定候補)らが同行した。
同センターは、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、放射性物質が水産物に与える影響の研究体制を強化。海域ごとの魚介類の放射性物質濃度の傾向調査などを行っている。
涌井邦浩所長は、放射線に関する調査研究だけでなく、水産物の鮮度を保持する流通技術や、未利用魚を有効活用する加工技術の開発にも取り組んでいると説明。三浦氏は「研究成果は日本だけでなく世界でも必要なデータだ。環境整備を支援したい」と述べた。