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下水道の老朽化対策探る
最新技術、機器を視察
石井国交相ら
最新技術について企業側から説明を受ける石井国交相(左から5人目)ら=6日 横浜市
石井啓一国土交通相(公明党)は6日、下水道に関する最新技術の動向を探るため、横浜市のパシフィコ横浜で9日まで開催されている「下水道展」(主催=日本下水道協会)を訪れ、出展企業の関係者から説明を受けた。
公明党下水道政策に関する議員懇話会の赤羽一嘉会長(衆院議員)らも同行した。
下水道展は全国から設計・測量や下水処理、維持管理など346社・団体が出展している。
石井国交相は、老朽化した下水道管の内側に新たな管を形成して補強する方法を視察。また、下水道管の中を清掃するロボットやマンホール内の転落を防ぐ転落防止装置、きめ細かな排水処理を行う浄化槽などを見て回った。
石井国交相は「下水道の老朽化対策は喫緊の課題。優れた技術を生かし、しっかり取り組んでいく」と述べた。