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コラム「北斗七星」
猛暑だと、アイスクリームがよく売れる。いや、猛暑でなくても売れている。日本アイスクリーム協会の調査(10代~60代の1200人)によると、アイスを「好き」「やや好き」は合わせて96.5%。好きなスイーツも、ケーキとチョコレートを抑えてアイスが第1位。日本人はアイスが大好きなのだ◆アイスは16世紀、冷凍技術を発明したイタリアで誕生。欧州や米国に広まった。日本人の手による最初のアイスは1869(明治2)年、横浜の馬車道通りで製造・販売された。当初は高級品だったが、大正から昭和の工業化で手軽に食べられるようになった◆今は「ご当地アイス」をよく見かける。エッセイストの甲斐みのりさんの近著『アイスの旅』(グラフィック社)には、各地で出会った“地元で愛されているアイス”がカラー写真で紹介されていて、見ているだけで楽しくなる◆前書きに気になる一文があった。「昭和の時代以前から続く地域密着の店全般に共通していることだけれど、店主の高齢化や、後継者・人口不足で、アイス作りをいつまで続けられるか分からないという理由から、掲載を辞退される店も何軒かある」と◆公明党は事業承継税制の拡充を進めてきたが、庶民の“口福”に一役買っているアイスを作る、身近な事業者を守り支えるのは政治の役目だ。(光)









