ニュース
地元の意思尊重し判断
衆院選、自民「不記載」議員への推薦
石井代表
公明党の石井啓一代表は7日夕、国会内で記者団に対し、27日(日)投開票の衆院選における自民党公認候補への推薦に関する党本部としての基本的な考え方について、大要、次のような見解を述べた。
一、衆院選は政権選択の選挙であり、与党議席の最大化が目標だ。従って自公両党は相互に推薦し合うことが基本だ。ただ、自民党の政治資金問題が政治不信を高めている。公明党独自の判断として、以下の基準で、収支報告書の不記載議員への推薦の有無を決定したい。
一、①当該議員本人が地元の公明党の党員、支持者に対して謝罪や説明責任を十分に果たしているか。再発防止への強い意思があるか②公明党との協調関係で実質的な貢献を果たしているか③以上を踏まえ、地元の公明党員、支持者の納得を得られているか――だ。
一、党本部として、連立与党の立場から、自民党公認候補への推薦を原則としているが、地元の意思を尊重したい。推薦の有無は、そうした観点から判断していく。