ニュース
自公政権で経済底上げ
政治改革断行し信頼回復
脱炭素化へ成長分野に投資
佐藤(し)、国重、いさ、山本(か)氏が決意
大阪で西田幹事長、自民・小渕氏が支援訴え
西田幹事長(左端)、自民・小渕氏(右端)と共に支援を訴える(左2人目から)佐藤(し)、国重、いさ、山本(か)氏=4日 大阪市
公明党の西田実仁幹事長は4日、大阪市内で党大阪府本部(代表=石川博崇参院議員)が開催した政経セミナーに小渕優子自民党組織運動本部長、佐藤しげき(衆院選予定候補=大阪3区)、国重とおる(同=大阪5区)、いさ進一(同=大阪6区)の各衆院議員、山本かなえ参院議員(同=大阪16区)らと共に出席し、「自公で再び安定した政権運営ができるよう、お力をいただきたい」と訴えた。
西田幹事長は「次期衆院選の最大のポイントは政治改革だ」と述べ、「本気で政治への信頼回復に取り組む政党はどこなのかが問われる」と強調。先月末の自公連立政権合意に明記された、政策活動費の透明性の確保に加え、廃止も含め自民党側に提案し、協議を進めていると報告した。
一方、物価高対策として特に低所得世帯への給付は「しっかりやる」と力説。防災・減災、国土強靱化の予算拡充のほか、半導体やGX、DXなど成長分野への投資や環境に優しい脱炭素住宅への補助の拡充などを補正予算に反映したいと述べた。その上で、「景気経済を底上げし、政策を実行する。その先頭に公明党は立つ」と訴えた。
これに先立ち、小渕氏は、四半世紀にわたって築き上げてきた「自公の絆、土台が揺るぐことはない」と強調。国内外でさまざまな課題が山積している今こそ、安定した自公連立政権が求められると述べた。
また、自公連立政権が大阪に根付き、活躍することで、大阪を盛り上げることができると強調し、衆院選の小選挙区に挑む公明4氏に対して絶大な支援を訴えた。
佐藤氏は、防災・減災対策を進め、「国民の命と暮らしを守る政治を貫く」と訴え、国重氏は、水都・大阪の復活に尽力し、「大阪・関西の発展に全力を挙げる」と強調。いさ氏は、国と地方が強固な連携を図り、「教育や医療、福祉などの課題解決に取り組む」と主張、山本氏は、大阪から日本を元気にするため「小さな声をカタチにしていく」と決意を述べた。
同セミナーでは来賓を代表し、谷川とむ自民党府連会長(衆院議員)、日本商工連盟大阪地区の西村貞一代表世話人があいさつした。