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2019年8月2日

公明議員は一生懸命

人工鼻購入費 助成実現に喜びの声 
岐阜・多治見市

人工鼻の助成を喜び合う(右から)寺島市議、若子さん、都築さん

岐阜県多治見市は、喉頭(のどの一部)を摘出した人が呼吸・発声に使う「埋込型人工鼻」とその使用に必要な器具に関して、4月から障がい者の日常生活用具の給付対象品目に追加し、関係者から喜ばれている。

日常生活用具給付は国の制度で、国の補助金を受けて市町村が実施する。給付対象品目に指定されると、原則として利用者負担は器具ごとに設定される給付基準額の1割で済む。

声帯を含む喉頭は、鼻や口から吸った空気の通り道で、摘出すると声が出なくなる。呼吸は首に開けた「永久気管孔」で行い、その孔に装着するのが人工鼻だ。フィルターが入った器具で、シールで取り付ける。1~2日程度で交換する。

がんの手術で喉頭を摘出した都築朋子さんは、ゲップの原理を応用した「食道発声」を続けてきたが、昨年手術をし、人工鼻を使う「シャント発声」に切り替えた。人工鼻を装着すると器具の交換などに毎月約3万円かかることを知った都築さんは、近所に住む公明党員の若子決子さんを通じて寺島芳枝市議と面会し、助成を要望。その後、都築さんと寺島市議は、器具を扱う会社の看護師と共に市福祉課を訪れ、助成を求めた。寺島市議は昨年6月定例会でも、人工鼻などを日常生活用具給付の対象にするよう主張していた。

都築さんは「『公明議員は一生懸命動いてくれる』と聞いていましたが、その通りで驚きました。助成の対象に追加されてうれしいです」と話していた。

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