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世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」
埋葬の伝統に普遍的価値
ラジオ特番で北側副代表
公明党の北側一雄副代表は7月31日、ラジオ大阪の特別番組「世界にはばたけ!大阪初の世界遺産 百舌鳥・古市古墳群」に出演し、7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)で登録が決まった同古墳群に対する評価と今後の活用などについて語った。
この中で北側副代表は、世界遺産として評価された点について「古墳時代の埋葬の伝統と(当時の)社会構造を証明しており、普遍的価値があることだ」と指摘。「登録はゴールではない。将来の世代へ歴史を引き継ぐ取り組みへのスタートとしたい」と述べた。
また、今後の課題について、墳丘にある樹木の管理や、お堀の水質改善など保護管理体制の強化を挙げるとともに、知名度アップによる観光客の増加を念頭に、「来て良かったと思ってもらえるよう、見せ方の研究が必要」と力説した。