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2024年10月3日

独立性確保した組織で

政治資金のチェック 
党合同会議、中間取りまとめ案議論

公明党の政治改革本部(本部長=石井啓一代表)と改正政治資金規正法実施推進プロジェクトチーム(PT、座長=若松謙維参院議員)などは2日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、改正政規法に明記された政治資金をチェックする第三者機関に関する中間取りまとめ案を議論し、石井本部長に一任した。

中間取りまとめ案では、新たに設置する第三者機関について、総務省に現在、設置されている「政治資金適正化委員会」を改組し、独立性を確保した組織とする方向性を示す。政治資金に関する調査や是正措置を講じる権限を新たに付与して体制を強化する。

合同会議の席上、出席議員は、第三者機関による調査や是正の手法のほか、「政策活動費」のような議員が政党から受け取る政治資金の支出に対する監査のあり方などについても活発に意見を交わした。

終了後、同本部の中川康洋事務局長(衆院議員)は記者団に対し、中間取りまとめ案について、3日の常任役員会などで議論し、4日に発表する考えを示した。

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